NHKで放送されている、「舟を編む」というドラマを毎週楽しみに見ています。
原作の小説が好きで、これは見なければと思い見始めました。内容は原作にアレンジがかなりされていますが、これはこれで私は好きです。
先週の放送に、【愛しい】という言葉が出てきました。読みは【かなしい】と読むそうです。意味は、心に染みていとしい。かわいくてならない。
古くは【悲しい】【哀しい】と同じように心が痛むという意味でも使われていたとか。
私は事あるごとにすぐ悲しくなってしまう性分で、楽観的か悲観的かで言えば悲観的。大切な人に辛いことが起こると悲しい。自分自身にも、例えば誰かから心無い言葉を向けられたりするとすぐ悲しくなってしまいます。なんでこんなに弱いんだろうって自分の事が嫌になる事もしょっちゅうでした。
けどこれって、悲しくなるってことは、愛しいから悲しいんだって思えました。ちゃんと自分のことを愛しく思えているから悲しい。それって、いいことなのではと。悲しいと愛しいは表裏一体なんだなと思えました。
これからは悲しい気持ちになることがあっても、前向きに捉えられそうです。
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